応援ファンドでつくる GoodでBetterでBestな未来

新潟県

花づくりから
“農” を種まく

うるおいの大地

新潟県の農業関連施設に寄附を行う応援ファンド『うるおいの大地』は2021年、芝刈機や耕うん機など、総額100万円分を長岡市緑花センター 花テラス様へ寄附しました。寄附をご活用いただいている花テラス様、またファンドの販売会社である岡三にいがた証券様にお話を伺いました。

INTERVIEWEE
投資家 販売会社 運用会社 寄附窓口 寄附先
寄附先
長岡市緑花センター 花テラス
販売会社
岡三にいがた証券
乗用芝刈機(2021年寄贈)

乗用芝刈機(2021年寄贈)

寄附先
長岡市緑花センター 
花テラス
  • 長岡市緑花センター長 小林様

    長岡市緑花センター長
    小林

  • 長岡市都市整備部 長谷川様

    長岡市都市整備部
    長谷川

花づくりは、人づくり。


他者への思いやりの気持ちや、食を支える農業への関心を、


花を通じて広げていきたい。

花づくりは、人づくり。


他者への思いやりの気持ちや、


食を支える農業への関心を、


花を通じて広げていきたい。

憩いの場づくりに寄附品が活躍

「花テラス」は、長岡市の中心部に位置する長岡市民防災公園内にある、市の緑花センターです。長岡市民防災公園のきれいに刈りそろえられた芝生や花壇の管理に、応援ファンドによる農具が活用されています。線路沿いという立地もあり、新潟にお住まいの方や長岡市を訪れたことのある方は、車窓から咲き誇る花々に目を奪われたご経験もあるのではないでしょうか?

「土と触れ合って植物を育てる、そんな花づくりの経験の中で、ゆくゆくは食糧や自然、環境に対する意識を市民の皆さんに育んでいただければ」と期待を寄せるのは、花テラスの運営に携わる、長岡市緑花センター長の小林様と、長岡市都市整備部の長谷川様。

長岡市民防災公園の市民花壇

花が開いたような形が特徴的な花壇(長岡花火が上空で花開いた姿もイメージしているそう)。花テラスが中心となり、市民のサポーターの皆さまと協力して管理を行っている。

「現在、花テラスサポーターとして、100名ほどの長岡市民の方にご登録いただき、市民花壇の花のお世話をしていただいています。学生さんからご年配の方までいろいろな方が参加されて、楽しみながら交流しています」

農具が寄附される以前は、花の植え替えの際にサポーターの方から耕うん機をお借りしたり、古くなった機械を寄贈していただいたり、あるいはスコップや鍬などを使って人力で耕したこともあったそう。

「今回応援ファンドで、花テラス所有のものとして新しい機械を導入できたことで、サポーターの方からも喜びの声をいただいています」

花壇の植え替えの際にも耕うん機などが活躍

花壇の植え替えの際にも耕うん機などが活躍。防災公園内には、花テラスサポーターの手によって年間200〜300種類もの花が植えられている。

長岡市の歴史は、花とともに

「人づくりはまちづくり」を理念に掲げる長岡市には、都市の整備を市民協働の一環として進めてきた歴史があり、潤いや安らぎを加味した都市整備の一つとして花づくりにも力を入れるようになりました。
花テラスはその中で「花づくりは人づくり」という考えのもと、さまざまな機会を市民に提供することで、地域での主体的な活動をサポートしています。

「花づくりの輪を広げていこうという取組みが、企業や団体さんも巻き込んで地域レベルで行われている長岡市。全国でも花づくりが盛んな地域の一つだと思います。毎年長岡市が開催している『花いっぱいコンクール』には、100近い団体の方にご参加いただいております。近年も『全国花のまちづくりコンクール』という全国規模のコンクールで長岡市内の小学校やこども園が文部科学大臣賞を受賞するなど、評価をいただく機会も増えてきました」

中学生のボランティアによる花壇の花の植え替え 公園内の子育て支援施設でのイベント

中学生のボランティアによる花壇の花の植え替えや、公園内の子育て支援施設でのイベントなど、地域の子どもたちが花に触れ合うきっかけづくりも積極的に行われている。

市民主体の「緑の拠点」を増やしていく

長岡駅に降り立った人々を華やかに出迎える駅前の花々も、長岡市民の皆さまによるもの。
通常、植えっぱなしのことが多い駅前の花壇ですが、こちらでは市民の方が細やかなお世話を行っています。自分たちのまちにおいでいただく方々をもてなそう、という思いやりの意識を、花づくりを通じて育むことは、まさに「花づくりは人づくり」につながっています。

「今後は花づくりの場をもっと広げていくため、花テラスという場所に限らず、地域のコミュニティーセンターで園芸教室を開いたり福祉施設での活動をサポートしたりと、それぞれの地域の環境や場所に応じて、花づくりのお手伝いをしながら植物と触れ合う活動の普及に取り組んでいきたいですね。花咲く季節は、雪国にとっては一番ウキウキする時期。ぜひ長岡市に遊びにきてください」

長岡駅前で乗客を出迎える花々 花テラスサポーターによって細やかな手入れが行われる

長岡駅前で乗客を出迎える花々。長岡市民の皆さまによって、年5回の細やかな手入れが行われる。

販売会社
岡三にいがた証券
  • 岡三にいがた証券 経営戦略部 奈良橋様

    経営戦略部
    奈良橋

「お役に立ちたい」と思ったことが取組みのきっかけ。


新潟への想いをお客さまと共有し、地域に貢献する。

「お役に立ちたい」と


思ったことが取組みのきっかけ。


新潟への想いをお客さまと共有


し、地域に貢献する。

123 年分の感謝

応援ファンド『うるおいの大地』は、新潟県長岡市に本社を構える岡三にいがた証券が企画に携わったファンドです。
岡三にいがた証券は、1899年(明治32年)10月、新潟県長岡市呉服町において反町新作が反町新作商店を創業したのに始まり、123年もの間、新潟とともに歩んできました。そんな岡三にいがた証券だからこそ、応援ファンドには「地域に貢献したい、地域の役に立つことを還元したい」という想いが強く反映されています。

「ファンドを通じて、お客さまとともに地域貢献活動をさせていただけることが嬉しい」と話す岡三にいがた証券経営戦略部の奈良橋様に、花テラス様への寄附について伺いました。

新潟の強みを、
広く、大きく育てる

「花テラス様は市内の緑化事業はもちろん、花と緑の教室など多岐にわたる活動をされているので、そこに当社が何かお役に立てることはないか、と考えたことが寄附のきっかけでした。今は観賞用の花きも重要な農産物の一つになっているので、応援ファンドの趣旨にも合致すると考えています。寄附品の耕うん機や芝刈機等の農具は、花テラス様で必要とされているものをお伺いし、お贈りさせていただきました」

乗用芝刈機 耕うん機 動力噴射機(除草剤や肥料の散布用) 刈払機

今回寄附させていただいた農耕具。乗用芝刈機、耕うん機、動力噴射機(除草剤や肥料の散布用)、刈払機

『うるおいの大地』は、新潟市が2014年に国から「大規模農業の改革拠点」として国家戦略特区に指定され、農業に対する将来性や機運が高まったことを背景に、農業を応援することで新潟全体に貢献したいという想いから設定されました。
応援ファンドをお持ちの方は、「新潟のためになにかできることはないか」「愛着ある土地に恩返しがしたい」とファンドの考え方にご賛同いただくとともに、長く保有することで地元貢献、社会貢献できていることに喜びを感じるといったお声もいただきます。

「『うるおいの大地』は県内各地のお客さまにご購入いただいているファンドということもあり、寄附先は広く色々な場所にお届けしたい、という考えのもと、社内で「寄附選定委員会」を設定して、協議の上決定しています。その際委員会からは毎回さまざまな候補先があがり、社内でも農業をはじめ、県・各市町村での注力事業や取組みに、より深く関心を持つきっかけになっている実感があります」

古くから穀倉地帯として知られている新潟県は、現在も米の生産量全国一を誇る農業が盛んな地域。
応援ファンドを通じ、多くの方が土や植物に触れ、学ぶ機会に貢献することは、次の世代への農業継承の足掛かりをつくり、新潟県が誇る産業である農業のさらなる発展へとつながっていくはずです。

INFORMATION

為替ヘッジ付ソブリン/
農業関連オープン

愛称 うるおいの大地

先進国の国債や農業関連の国内株式、世界の農業に関連するETF等を実質的な投資対象としています。
販売会社が受け取る信託報酬の一部を、新潟県内の農業関連施設へ寄附しています。

「花テラス」のほか、以下の施設にも寄附実績があります。

新潟市アグリパーク

農業に触れ、親しみ、農業を学ぶ場を提供する全国初の公立教育ファーム。パイプハウス(ビニールハウス)や日除けシェード、農具などの設備・備品を、新潟市を通じて寄附。

長岡市ふるさと体験農業センター(農の駅あぐらって長岡)

ふるさと体験や農業体験の場を提供することにより、農業の振興や農村の活性化などを図る施設。 耕うん機などの農具を、長岡市を通じて寄附。